不内外因とは?

東洋医学について

東洋医学では、病気の原因を大きく「内因」「外因」「不内外因」の3つに分けます。

  • 内因 … 感情や心の動きによる影響
  • 外因 … 季節や天候、気候の変化による影響
  • 不内外因 … 内因・外因のどちらにも当てはまらない原因

この「不内外因」には、生活習慣や食事の偏り、外傷(ケガ)、過労や睡眠不足、環境要因などが含まれます。
現代でいう「ライフスタイルの乱れ」に近いイメージです。


不内外因の具体例

  1. 過労や運動不足
    長時間のデスクワークや休みなく働き続けることで、体の回復力が低下します。
    また運動不足は血流や代謝の低下につながります。
  2. 睡眠不足や不規則な生活
    夜更かしや昼夜逆転は、自律神経のリズムを乱す原因になります。
  3. 食生活の乱れ
    偏った食事や暴飲暴食は、胃腸への負担となり、体全体のバランスを崩します。
  4. 外傷(ケガや事故)
    物理的な衝撃や傷は、直接的に体の機能を損ないます。
  5. 環境要因
    騒音や強い光、長時間のスマホ使用なども、不調のきっかけになります。

東洋医学的な考え方

東洋医学では、不内外因による不調も「気・血・水(き・けつ・すい)」の流れの乱れととらえます。
例えば、過労や睡眠不足は「気」を消耗し、ケガや事故は「血」の流れを妨げると考えられます。


暮らしの中でできるセルフケア

  • 生活のリズムを整える
    同じ時間に起きて、同じ時間に眠るだけでも体は安定します。
  • 適度な運動
    毎日10〜20分のウォーキングなど、無理のない範囲で。
  • 食事を整える
    季節の食材を取り入れ、過食を避ける。間食はほどほどに
  • 休養の時間をつくる
    休日はあえて予定を入れず、体と心を休ませる。
    起きる時間はいつもと同じ時間にする。

おわりに

不内外因は、私たちの日常生活と密接に関係しています。
ちょっとした習慣の見直しが、体調を整える大きな一歩になるかもしれません。
まずは今日から、自分の生活を一つだけ見直してみましょう。

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