〜東洋医学の視点から〜
お盆を過ぎても蒸し暑い夜が続き、眠りが浅い・寝つきが悪いと感じる方も多いのではないでしょうか。
東洋医学では、残暑は「気(エネルギー)」と「心(しん:精神状態)」のバランスが乱れやすく、これが睡眠の質に影響すると考えられています。
ここでは、残暑の睡眠ケアに役立つとされる代表的なツボを5つご紹介します。
※セルフケアとしての参考情報です。強い不眠や体調不良が続く場合は医療機関への相談をおすすめします。
1. 百会(ひゃくえ)
頭の中心で気を整えるツボ
- 場所:頭のてっぺん、両耳と鼻先を結んだ線の交わるところ
- 効果(東洋医学的考え方):気の巡りを整え、ストレスや頭の重だるさを和らげるとされます。
- 押し方:両手の中指で頭の中心を軽く押し、深呼吸をしながら5秒ほどキープします。3〜5回繰り返すのがおすすめです。
2. 安眠(あんみん)
名前の通り眠りを助けるツボ
- 場所:耳たぶの後ろ、耳の後ろの骨の出っ張りの下のくぼみから1cmほど顔側のところ
- 効果(東洋医学的考え方):緊張を緩め、リラックスを促すとされています。
- 押し方:親指で優しく3〜5秒押し、ゆっくり離します。就寝前に左右それぞれ3回ずつ行うと効果的です。
3. 神門(しんもん)
気持ちを落ち着けるツボ
- 場所:手首の内側、小指側のしわの端あたりにあるくぼみ
- 効果(東洋医学的考え方):心を安定させる働きがあるとされ、不安やイライラによる寝つきの悪さを和らげると考えられています。
- 押し方:反対の親指で3〜5秒かけてゆっくり押し、1日2〜3回、左右交互に行います。
4. 三陰交(さんいんこう)
ホルモンバランスと水分代謝を整えるツボ
- 場所:内くるぶしの最上部から指4本分上がった、すねの内側の骨際
- 効果(東洋医学的考え方):血の巡りを助け、体の余分な熱や水分のバランスを整えるとされています。
- 押し方:親指で5秒ほど押して離すを、左右交互に3回ずつ。寝る前に行うのがベストです。
5. 太衝(たいしょう)
イライラや自律神経の乱れに
- 場所:足の甲、親指と人差し指の骨が交わるくぼみ
- 効果(東洋医学的考え方):気の滞りを和らげ、イライラやモヤモヤした気分を落ち着かせるとされます。
- 押し方:親指で心地よい強さで5秒押し、ゆっくり離します。これを3〜5回繰り返すとリラックスしやすくなります。
セルフケアのポイント
- ツボ押しは強く押しすぎず、心地よい程度に
- 深呼吸をしながら行うとより効果的
- 就寝30分前のリラックスタイムに取り入れると◎
まとめ
残暑の睡眠トラブルには、気持ちを落ち着け、体のバランスを整えるセルフケアが大切です。
今回ご紹介したツボは、東洋医学で古くから用いられている一般的な養生法ですが、効果には個人差があります。「寝つきが悪い」「疲れが取れない」と感じる時は、無理せず取り入れてみてください。
ただし、長引く不眠や強い不調がある場合は、医師への相談が安心です。
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