🌙 夜の冷えに注意!東洋医学で考える「睡眠と腎」の関係

セルフケアとツボ

🧩 はじめに

夜になると手足が冷たくなって眠れない…。
そんな経験はありませんか?
東洋医学では、この「夜の冷え」は “腎(じん)”の働き と深く関わっていると考えます。
今回は、冷えと睡眠の関係を東洋医学の視点からわかりやすくお伝えします。


💧 東洋医学でいう「腎」とは?

私たちの体の“腎”は、西洋医学の腎臓だけを指すのではありません。
東洋医学でいう腎は、

  • 生命エネルギーの貯蔵庫
  • 成長・発育・老化を司る
  • 体温や水分バランスを整える
    といった、生命の根っこを支える臓腑です。

つまり、腎が弱ると「冷えやすい・疲れやすい・睡眠が浅い」といったサインが現れやすくなるのです。


🌙 夜の冷えと睡眠の深い関係

東洋医学では「陽気(ようき)」という体を温めるエネルギーが、
夜になると体の内側(腎のエリア)に戻って休むと考えます。

しかし、腎の働きが弱っていると、
陽気が体内に戻りきらず、

  • 手足が冷える
  • 体がこわばる
  • 眠りが浅い、夢が多い
    などの不調が起こりやすくなります。

つまり、冷えと睡眠の質は“腎の力”でつながっているのです。


🌿 夜の冷えを防ぐ東洋的セルフケア

① 足首を冷やさない

足首には「三陰交(さんいんこう)」など、腎や血流に関わるツボが集中しています。
就寝前は靴下やレッグウォーマーで温めましょう。

② 寝る前の白湯(さゆ)を一口

冷たい水は腎を冷やす原因に。
ぬるめの白湯を一口飲むことで、体の内側からじんわり温まります。

③ 呼吸をゆっくり整える

腎は「恐れ」や「緊張」と関係が深い臓。
ゆったりとした深呼吸で、体を“安心モード”に切り替えましょう。

④ 夜更かしを控える

夜11時~深夜1時は、腎のエネルギーが回復する時間帯。
この時間に寝ることで、翌朝の体温リズムも整いやすくなります。


🌾 食事でも腎をサポート

冷え対策には「黒い食べ物」が効果的とされます。

  • 黒ごま
  • 黒豆
  • ひじき
  • きくらげ
  • 黒米

これらは体を温め、腎を補う「腎を養う食材」とされています。
毎日の食事に少しずつ取り入れてみましょう。


🔍 まとめ

夜の冷えは、ただの“冷え性”ではなく、
体のエネルギーの根っこ「腎」のサインかもしれません。
眠る前の小さな工夫が、ぐっすり眠れるカラダをつくります。


🏠 鍼灸マッサージ処いずみ屋から

当院では、季節や体質に合わせた東洋医学的ケアを行っています。
冷え・睡眠・自律神経の乱れでお悩みの方は、
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🌿 保険適用あり(訪問治療も可)
💬 習志野市・京成大久保駅近く
💆‍♂️ 自律神経・冷え・不眠・疲労に特化した鍼灸施術

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