〜東洋医学の知恵でぽかぽか体質を目指そう〜
🩶 はじめに:なぜ冬は「腎」が弱りやすいの?
東洋医学では、「冬」は“腎”の季節といわれます。
腎は、生命エネルギーの源「精(せい)」を蓄える臓であり、体を温める力とも深く関係しています。
そのため、気温が下がる季節になると、腎の働きが低下しやすく、
「手足の冷え」「腰のだるさ」「疲れやすい」といった不調が出やすくなります。
🔥 腎を温める3つの基本習慣
① 下半身を冷やさない
腎は「腰の奥」にあると考えられています。
特に「足首」「お腹」「腰」を冷やさないことが大切です。
- 腹巻きやレッグウォーマーを活用
 - お風呂はシャワーで済ませず、湯船にしっかり浸かる
 
💡ポイント:38〜40℃くらいのぬるめのお湯に15分ほど入ると、自律神経も整いやすくなります。
② 温かい食材で“内側から”温める
腎を補い、体を温める食材には次のようなものがあります。
- 黒豆、黒ごま、山芋、ニラ、生姜、シナモン
 - 羊肉、鶏肉、エビなど
 
これらは“腎を養う黒い食材”や“体を温める陽性食品”として知られています。
冷たい飲み物を控え、温かいスープや煮込み料理を取り入れるのも◎。
③ 睡眠をしっかりとる
腎は「休息」と深い関係があります。
夜更かしが続くと、腎のエネルギー(精)を消耗しやすくなります。
寒い季節こそ、早寝早起きを意識して“エネルギーを蓄える”生活を心がけましょう。
🌿 腎をいたわるセルフツボケア(簡単!)
- 湧泉(ゆうせん):足の裏の中央より少し指寄り。両手の親指でじんわり押すと全身が温まりやすくなります。
 - 関元(かんげん):おへそから指3〜4本下。カイロを貼って温めるのもおすすめです。
 
※押すときは痛みを感じない程度に。妊娠中の方は専門家にご相談を。
💬 まとめ:「冬の冷え」は“腎”をいたわるチャンス
冷え性を根本から改善するには、外側だけでなく体の内側(腎)から整えることが大切です。
日々の生活で「温める」「休む」「養う」を意識することで、
寒い冬も元気に過ごせる体づくりにつながります。
🏡 鍼灸マッサージ処いずみ屋より
習志野市・京成大久保駅近くの鍼灸マッサージ処いずみ屋では、
東洋医学の知恵をもとに、「冷え性」「自律神経の乱れ」「疲労回復」など、
お一人おひとりの体質に合わせた施術を行っています。
🌸 冬に向けて体を整えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
🔹保険治療・訪問施術にも対応しております。
  
  
  
  

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