〜東洋医学の食養生で、こころと体を整えよう〜
こんにちは、しんきゅうパパです😊
前回は 「東洋医学でみる心(しん)の働き」 についてお話しました。
今回はその続きとして、心をサポートする おすすめ食材ベスト8 をご紹介します。
東洋医学では「心(しん)」は、血流・感情・睡眠をつかさどる大切な存在。
特に夏から残暑にかけては、心に負担がかかりやすいので、食養生でやさしくケアしてあげることが大切です。
1. トマト(体の熱を冷まし、潤いを与える)
夏の代表的な食材トマトは、東洋医学で「清熱生津(せいねつせいしん)」といい、体にこもった熱を冷まし、潤いを与えるとされます。
残暑でほてりやすい体をクールダウンするのにぴったり。
おすすめの食べ方
- 冷やしトマト
- トマトと豆腐のサラダ
- トマトのスープ
2. スイカ(水分補給&むくみ対策に)
スイカは水分が豊富で、体を内側から冷やしてくれる食材です。
心にこもった熱を冷ましつつ、利尿作用もあるため、むくみやだるさ対策にもおすすめ。
おすすめの食べ方
- そのままカット
- スムージーにして飲む
- ヨーグルトと合わせて爽やかなデザートに
3. 赤パプリカ(血の巡りをサポート)
赤い食材は「心」を補うとされ、赤パプリカはまさにその代表。
ビタミンCやβカロテンが豊富で、血流をサポートし、疲れを感じにくい体づくりに役立ちます。
おすすめの食べ方
- 生でサラダに
- 焼き野菜
- ラタトゥイユで彩りアップ
4. 小豆(むくみやだるさ対策に)
小豆は「利水(りすい)」と呼ばれ、体内の余分な水分を外に出すサポートをします。
湿気で体が重だるくなる残暑シーズンにぴったり。
おすすめの食べ方
- 小豆と玄米のおかゆ
- 甘さ控えめの小豆煮
- 小豆と寒天のデザート
5. 杏(あんず)(体を潤し、こころを安定させる)
杏は、東洋医学で「潤肺生津(じゅんはいせいしん)」とされ、体に潤いを与える食材。
乾燥気味のときや、残暑疲れで食欲が落ちたときにもおすすめです。
さらに、酸味があるので「気」を引き締め、こころを安定させるサポートも期待できます。五行説の中でも心と同じグループに入っています。
おすすめの食べ方
- ドライ杏をヨーグルトにトッピング
- 杏のコンポート
- お茶に杏を入れてフルーティーに
6. クコの実(目の疲れ・心の安定に)
クコの実は「滋補肝腎(じほかんじん)」として有名ですが、実は「心」にもよい食材。
目の疲れや精神的な疲れをサポートする働きがあるとされています。
おすすめの食べ方
- ヨーグルトに入れる
- お茶やスープに加える
- サラダやデザートの彩りにも◎
7. ハチミツ(潤いとリラックス効果)
ハチミツは、体を潤し、心を落ち着かせる食材。
夜にハチミツ入りのぬるま湯を飲むと、リラックスしやすくなります。
おすすめの食べ方
- ハチミツ入りハーブティー
- ヨーグルトにかける
- レモンと合わせてドリンクに
8. ナツメ(こころと体を元気にする)
「一日三粒で老けない」と言われるナツメは、東洋医学でとても重宝される食材です。
心と脾を補い、精神を安定させるとされ、ストレスが多い時期にぴったり。
おすすめの食べ方
- ナツメ茶
- スープやおかゆに入れる
- ドライナツメをそのまま食べる
まとめ
- 「心」をいたわるには、赤い食材+水分補給がポイント
- トマト、スイカ、赤パプリカ、杏、ナツメなどをうまく活用
- 無理なく食事に取り入れて、残暑疲れを食養生でケア
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