🌿夏バテは“胃の疲れ”から|鍼灸師パパの回復ごはん3選

元料理人の健康ごはん

こんにちは。
元料理人で鍼灸マッサージ師、もうすぐ1歳の子育て真っ最中の「しんきゅうパパ」です。

夏本番。
「なんとなくダルい…」「ごはんが進まない…」「食欲が出ない…」そんな夏バテの症状、出ていませんか?

今回は東洋医学の視点と、家庭でできる「食養生(しょくようじょう)」から、夏バテ対策になる簡単レシピをご紹介します!


☀️夏バテは“胃の疲れ”から?東洋医学の視点

東洋医学では、消化や吸収を担う「脾胃(ひい)」の働きが弱ると、体力や気力の元になる“気”が作れなくなると考えます。

暑さで冷たい飲み物をたくさん飲んだり、冷房で体が冷えたり、寝不足が続いたり…。
これらが「胃腸の疲れ」を生み、結果として体のだるさや疲労感につながっていくんです。

つまり夏バテは、ただの“暑さ負け”ではなく、エネルギー不足のサインとも言えるんですね。


🍽夏におすすめの“養生食材”って?

「夏は冷たいものをたくさん食べたい!」
その気持ち、よく分かります…が!

内臓は冷やされすぎると機能が低下してしまうため、“温める・補う”食材を意識するのが夏バテ対策のコツです。

例:おすすめ食材一覧

食材効果・効能
山芋胃腸を元気にし、疲労回復にも◎
冬瓜体の余分な熱をとりつつ、内臓は冷やさない
鶏肉「気(エネルギー)」を補う
生姜・ネギ胃腸の冷えをやさしく温めてくれる

👨‍🍳鍼灸師パパの夏バテ回復ごはん3選

家庭でサッと作れて、胃にやさしい。
そんな我が家の“回復ごはん”を3つご紹介します!


🥣① 鶏と冬瓜の生姜スープ

材料(2人分)

  • 鶏もも肉…100g(小さめに切る)
  • 冬瓜…1/4個(一口大にカット)
  • 生姜…1かけ(すりおろし)
  • だし汁 or 白だし…300ml
    白だしの場合、ちょうどいい味の濃さに薄める

作り方

  1. 鍋にだし汁・鶏肉・冬瓜・生姜を入れて火にかける
  2. 冬瓜が透き通るまで弱火で煮込む
    冬瓜は火を入れすぎるととろとろになり過ぎるので好みの硬さで火を止める
  3. 味を調えて完成!

👉 ポイント:温かいスープは冷房で冷えた体にも◎


🍚② 山芋とオクラのさっぱりとろとろ丼

材料(1人分)

  • 山芋…5cm(すりおろしでも細かめにカットでも)
    山芋は細かめにカットだと食感が残るのでお好みの方はカットで
  • オクラ…3〜4本(さっと茹でて刻む)
  • 梅干し…1個(刻む)
  • しそ…2枚(千切り)
  • 卵黄…1個
  • めんつゆ…適量
  • ごはん…茶碗1杯

作り方

  1. 山芋・オクラ・梅干しを合わせてからめんつゆをひとまわし
  2. ほかほかごはんに合わせた山芋たちをのせる
  3. 卵黄を真ん中に落として、千切りにしたしそをのせて完成!

👉 ポイント:「胃にやさしく」「食欲がない日」にピッタリ!

山芋・オクラ・梅干し・しそを味付けして合わせて常備しておくと、

冷ややっこやソーメン、うどんなどにかけてもおいしいのでおすすめ

保存期間は約3日程


🍉③ スイカと塩のミネラルドリンク

材料(1人分)

  • スイカ…1/8個(ざく切り)
  • レモン汁…小さじ1
  • 塩…ひとつまみ

作り方

  1. スイカをフォークで潰しながら果汁を絞る
  2. レモンと塩を混ぜるだけ!

👉 ポイント:夏のミネラル補給に最強!


✅まとめ|夏バテは「食べて回復」が基本です

「冷たいものを控えて、胃腸をいたわる」
このちょっとした意識が、夏の体調を左右します。

鍼灸でも夏バテのケアはできますが、まずは**“台所からの養生”**が基本。
日々のごはんで、家族の元気も守っていきましょう!


🌿おまけ|もっと整えたいあなたへ…

  • 食事を見直しても不調が続く…
  • 自律神経の乱れや夏バテが慢性的に…

そんなときは、からだの内側から整える「鍼灸ケア」もおすすめです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました